こんにちは、すペどく(Supedoku)のポンです。
このブログでは、スペイン語を独学している人に向けて、スペイン語の独学勉強法や、スペイン語単語&フレーズの意味、そしてそれらを使った例文を紹介しています。
すぺどくの筆者はなんでスペイン語勉強を始めたの?
独学で勉強するにあたって、壁とかはあった?
すぺどくの筆者の過去が知りたい!
今回は、すぺどくの筆者(ポン)ついて紹介します。
「筆者のことなんてどうでもいい。」と思われるかもしれませんが、この記事を読めば、スペイン語(その他の言語も同様)を勉強し始める理由や経緯は十人十色だということを再認識できると思います。また、「そんな理由でスペイン語(その他の言語も同様)を勉強し始める人がいるんだ!」と驚くかもしれませんね。では、本題に入っていきましょう!
筆者ポンは幼い頃からラテン音楽を聴いて育った!
筆者ポンがどのようにスペイン語に興味を持ち、どのような経緯でスペイン語を勉強しようと思ったかということについて、幼少期から順にお話しします。
まず、私ポンは幼い頃(4歳か5歳ぐらいの頃)からラテン音楽が大好きな母の影響で、ラテン音楽(主にペルーとエクアドルの音楽)のコンサートに頻繁に行っていました。この頃の私は、「追っかけをしている」というよりは「追っかけをしている母について行く子供」でした。ただただコンサートについて行っているだけでしたが、気づけば、自然にラテン音楽とラテンダンスが好きになっていました。
これらの音楽はスペイン語やキチュワ語(エクアドルの先住民族の言葉)で歌われていました。ですが、当時スペイン語もキチュワ語も分からなかった私は歌詞で何を歌っているのかはもちろん、バンドメンバーと話すことさえできませんでした。
当時の私はまだとても幼かったものの、「スペイン語やキチュワ語で歌われている歌詞を理解したい」という思いと、「バンドメンバーと会話したい」という思いから、私は自然と「私の将来の夢はスペイン語とキチュワ語を話せるようになることなんだ!」と思い始めました。
とはいうものの、当時の私にとって、スペイン語やキチュワ語を勉強するのはあくまで「将来の夢」という位置づけでした。なので、その夢を達成するために何か努力しようという考えまでには至りませんでした。
初めてのスペイン語勉強は小学4年生!
小学校高学年になっても、スペイン語の存在はいつも頭の片隅にありました。毎日スペイン語で歌われている曲をCDで聴いている私からしてみれば、スペイン語が頭から離れないのは、当然でした。そして小学校4年生の頃には、スペイン語の基本フレーズの本を親にねだって買ってもらいました。(これが、私が初めて買ってもらってスペイン語関係の本です。)
スペイン語の勉強ができることがとても楽しく、毎日毎日そのフレーズの本を見ながら挨拶など簡単なことから順番に、練習、そして勉強していました。ちなみにこの頃は、単語だけを覚えて行くという感じで、文法は全く勉強してませんでしたし、(小学4年生の頃なので)文法というものの存在すらも知りませんでした。
ですが、この楽しいスペイン語勉強も1年ちょっとで終わってしまいました。というのも、急に親の転勤でタイに行くことになりました。
そこで、私はスペイン語勉強を一度中断し、タイ語を勉強し始めました。ですが、これは決してスペイン語勉強が嫌になったのではなく、スペイン語が喋れても、タイ語が喋れなければ、タイではコミュニケーションが取れないと思ったからでした。
中学3年生の頃にスペイン語をもう一度勉強開始!
その後、数年はスペイン語勉強から離れていました。しかし、中学3年生になった頃、タイのインターで第ニ言語(実際は第三言語)として、スペイン語が選択出来るようになりました。そこで私は、再度スペイン語を勉強したいと思い、スペイン語を選択しました。
ですが、当時、英語(インターなので英語を喋ることは必須条件)もまだ流暢ではなかった私は英語とスペイン語勉強の同時進行ができませんでした。
また、インターなので当たり前と言えば当たり前ですが、単語やフレーズの意味、動詞の活用法や女性名詞と男性名詞の違いまで、スペイン語に関することについての説明は全て英語でされました。なので、英語も流暢ではなかった私は、スペイン語クラスにはいるものの、内容はちんぷんかんぷんでした。
その後、先生に無理を言い、スペイン語クラスからタイ語クラス(スペイン語よりは理解できたため)へと変わりました。これは、私にとって初めての「スペイン語勉強の挫折」でした。(タイに移動する前にも、一度スペイン語勉強をやめましたが、それは私にとっては「しょうがない決断」という認識です)
ですが、私は「スペイン語は今は出来なかったけど、決してスペイン語自体を諦めたわけじゃないんだから!!」と思っていました。もちろん、「ラテン音楽の歌詞を理解したい!」や「バンドメンバーと話せるようになりたい!」という夢も全く諦めていませんでした。なので、タイミングが来たら、もう一度勉強し出すだろうと・・・。
大学受験に関して自分が迷子になってしまった?!
夢は諦めていなかったものの、スペイン語を勉強する時間はなく、中学校から高校に入り、大学受験の勉強を必死にしていました。ですが、高校三年生の6月ごろ、ふと我にかえり、大学に行く意味を考え始めました。
「大学って結局は肩書きじゃない?」
「大学って本当に何かを学んでいるのかな?」
「私が本当にやりたいことって大学に行かないとできないのかな?」
「やりたいことがこんなにいっぱいあるのに、大学に行ったら時間の無駄じゃない?」
そこで、私は自分の高校の教師に大学に行くことについて悩んでいると相談しました。(今思い返せば、自分の中で答えがほぼ出ているのにも関わらず、なぜ相談したのか自分でも理解しかねますが^^;)その時の教師の解答はこうでした。
「大学に行ったら、将来安泰だよ! とりあえず行ってから考えればいいじゃん。」
それをきいて、私は「分かった。じゃあ、絶対に大学なんか行かない!」「『安泰』ほど面白くない人生はない!私は波瀾万丈な人生が送りたい!」と思いました。(天邪鬼ですよね^^;)
また、友達にも相談してみました。すると、彼女は「うーん。大学に行く意味は人それぞれだよね」「私はやりたいことがないから大学に行くの」といいました。
私的には、やりたいことがない人がとりあえず行くような場所で勉強したくないと心底思いました。(私は大学自体を否定しているわけではなく、やりたいことがないのに大学に行くという考えが理解できない、そしてやりたいことがない人たちと勉強する意味を見出せないということです)
そこで、大学に行く意味がわからなくなってしまった私は、高校三年生の9月ごろから全くと言っていいほど受験勉強に手がつかなくなってしまいました。
思い出した「キチュワ語」の存在
そんな受験勉強が手につかなくなってしまった日々を送っていた私でしたが、ふとキチュワ語(エクアドルの先住民族の言葉)の存在を思い出しました。
「そうだ!私はキチュワ語を勉強したかったんだ!」と。
思い立ったら即行動な私は、その日から、日本語で「キチュワ語」と検索してみたり、英語で「Kichwa Language」や「Learn Kichwa」などと検索してみたりしました。ですが、キチュワ語はエクアドルの先住民族の言葉であり、口頭で受け継がれている言語だからか、ネットで検索してもほとんど何の情報も出てきませんでした。「せっかくやる気になったのに、何も情報ないってどうやって学んだらいいの?!」と思いました。
ですが、「キチュワ語を話す人の多くはスペイン語も話す。だったら、スペイン語で検索したらキチュワ語を学べるんじゃない?」とも思いました。
普通の人であれば、言語を学ぶために、別の言語を学ぶなんていう手間がかかる方法はしないと思います。ですが、私は普通ではありません(笑)
「よし。スペイン語を勉強しよう。きっと、今がスペイン語を勉強する最適な時期だ!」率直にそう思いました。
そこで私は、キチュワ語を勉強するための情報を得るために、独学でスペイン語勉強を始めました。そうです。私は日本語で検索しても英語で検索しても情報がほぼない、キチュワ語を勉強するために、スペイン語学習を始めたのです。「スペイン語ができるからといってキチュワ語の情報が得られるという確証はない」のにです。
次回に続く・・・
今回はここまでです。
私がどうして独学でスペイン語を勉強したのか、そしてなぜ語学学校などに通わずに独学することを選んだのかについては以下の記事をご覧ください。
コメント